自分らしさを改めて確認してみよう

美に対する捉え方は人それぞれです。
人の美しさに対する感じられ方には個人差もあり、多様性があることは、アンケートを取ればその大多数がそう答える事から明白です。
ただ、自分に当てはめた質問になると逆転してしまいます。
例えば、容姿を他の人と比べると落ち込むことがある、あるいは、自分に対して自信が持てない、といった設問に対しては、6割以上、多い場合8割もの方がYesと答えているのです。
これまでメディアが作り上げ、固定概念化させてしまっていた美の具現化がもたらしてしまった弊害とも言えるでしょう。
作られた美しさの定義は、それを実直に再現し、凝り固まった「美」をまとった人が巷に溢れれば、せっかくの「美」も際立たなくなります。
そうなると、「自分らしさ」というスパイスを効かせる必要が生じます。
結局のところ、自分の「美」を引き立たせるポイントは、他の人とは違う、自分の「オリジナリティ」ということになるわけです。
LGBDQといった多様な性への理解が進み、また、人生100年といわれる超高齢化社会が到来した今、美の尺度も多様化が進む昨今、自分らしい美しさをポジティブに表現していくことが、今後、ますます多様化する美しさを楽しむ秘訣ともいえそうです。
そのために必要なことは、自分のことをよく知ること。
細かいこともみのがさず、一旦受け入れて、理解するよう努力してみましょう。
今まで気づかなかった魅力を発見することができるかもしれません。